繊維製品の洗濯マーク(取扱い絵表示)の解説
当店のストール・マフラーは直輸入品のため、海外の洗濯マークが表示されています。
この海外の洗濯マークは、2016年の12月から日本でも使われることになりました。このページでは、基本的なマークと見方のポイントをご紹介します。
※製品によっては選択表示がない場合もあります。そのさいのお手入れ方法は各商品ページでご確認ください。
すべてのマークは「上限を示すもの」で、「これより弱い条件で取り扱ってください」という意味があります。
★洗濯の仕方を表すマーク
<見方のポイント>
⚫たらい(洗い桶)は、洗濯を意味します(洗濯機も手洗いも含む)。
⚫数字は水温の上限です。これより低い温度で洗ってください。
⚫下線は「弱い操作をしてね」の意味。他のマークに関しても下線が多くつくほど弱い操作が必要です。
(アドバイス)
海外ではお湯を使って洗濯するので、マークの水温設定が高めだなと感じます。当店では、常温の水で洗うことをおすすめします。
弱い操作を示す下線がついている場合は、洗濯機の弱水流コースや手洗いで、優しく洗うことをおすすめします。
普通に洗濯できます。水温の上限は30度まで。
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弱い操作で洗濯できます。水温の上限は30度まで。
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とても弱い操作で洗濯できます。水温の上限は30度まで。
手洗いのみできます。
家庭で洗濯できません(お手入れはドライクリーニングか、日陰干しなど別の方法で行なうことになります)。
★乾燥の仕方を示すマーク
<見方のポイント>
⚫四角い枠は、乾燥を意味します。
⚫四角のなかにマルが描かれたマークは、タンブル乾燥を意味します(衣類を回転させながら熱を加え乾かす方法のこと)
⚫四角のなかに線が描かれたマークは、自然乾燥を意味します。
斜めの線は、日陰干しの指示です。縦の線はつり干し、横の線は平干しで、1本線は脱水後に干す、2本線は濡れたまま(機械で脱水せずに、タオルドライ程度にとどめます)干すのがよいという意味です。
(アドバイス)
当店の製品には、タンブル乾燥禁止マークだけがついていることが多いです。基本的には、日陰での濡れつり干し乾燥をおすすめします。
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タンブル乾燥できません(自然乾燥がよいです)。
脱水後、日陰でのつり干し乾燥がよいです。
濡れたまま、日陰でのつり干し乾燥がよいです。
★ドライクリーニングを示すマーク
<見方のポイント>
⚫下線は「弱い操作をしてね」の意味。
⚫ドライクリーニングに使う溶剤の違いから、アルファベットはPとFの2種あります。
通常のドライクリーニングができます。
弱い処理で、ドライクリーングができます。
ドライクリーニングはできません。
★漂白を示すマーク
<見方のポイント>
⚫三角は、漂白処理を意味します。
漂白剤は使用できません。
酸素系(非塩素系)の漂白剤のみ使用できます。
酸素系または塩素系の漂白剤が使用できます。
★アイロンがけを示すマーク
<見方のポイント>
⚫中の黒い点の数は、温度の上限を表します。
点1つは低温かつスチームなしで110度までOK、点2つは中温で150度までOK、点3つは高温で200度までOKという意味です。
(アドバイス)
当て布を示すマークはありませんが、生地のテカリや傷みを防ぐため、かならず製品とアイロンの間に布を挟み、当て布をしたうえでアイロンをかけてください。
110度を上限とする低温、かつスチームなしでアイロンがけできます。
150度を上限とする中温でアイロンがけできます。
アイロンがけはできません。
※マークはもっとたくさんあるのですが、そのうちよく使われる17種類をご紹介しました。